LPガスの性質
空気より重い
LPガスは空気よりも重く、漏れると低いところや物かげにたまる性質があります。もしガスがもれたら、特に下の方の風通しを良くしてガスを屋外に追い出しましょう。
ニオイ
LPガスそのものは無色無臭ですが、漏れたときに分かるように腐臭(タマネギの腐ったような臭い)がつけてあります。
燃焼にはたくさんの空気が必要
LPガスが燃焼するためにはたくさんの空気(酸素)が必要です。室内で湯沸かし器やコンロ等を使用するときは、換気扇を回したり時々窓を開けたりして十分に換気をしてください。
クリーンなエネルギー
LPガスの燃焼による排ガス中のCO2量は石油や石炭に比べ少なく、また、人体に有害な一酸化炭素(CO)は含まれていません。
ハイパワーなエネルギー
LPガスは、体積あたりの総発熱量が都市ガスに比べると約2.2倍と非常に高カロリーです。これは単純に考えると、同じ量の水を沸かすのにLPガスは都市ガスよりも2.18倍速く水を沸かすことができることになります。火力が強いLPガスは料理には欠かせません。